小さな小さなマテリアル食堂

【ランチ】11:00~15:00(14:00 L.O)
【ディナー】17:30~22:00(21:00 L.O)

10月のコースメニュー

牛もも肉の冷しゃぶ風サラダ、ゴルゴンゾーラソースで
ブリとスズキの入ったトマトソースのスパゲティ
サーモンとキノコのオーブン焼き、パイ生地をのせて
牛ロース肉のガーリックステーキ、レモン添え
ビアンコマンジャーレ
食後のお飲み物

4500円(税込)


10月メニューの説明物語

秋の夜長、CUCINA MATERIALが贈る10月のメニューは、まさに料理界の交響曲。
それは、味覚と香りの協奏曲であり、季節の移ろいを五感で感じる芸術作品です。
幕開けは、
「牛もも肉の冷しゃぶ風サラダ、ゴルゴンゾーラソースで」。
薄切りの牛肉が、まるで舞台に散る紅葉のように皿の上で舞います。
ゴルゴンゾーラの香り高いソースが、深みのある味わいを添え、
秋の訪れを告げるオーバーチュアとなります。
続いて登場するのは、
「ブリとスズキの入ったトマトソースのスパゲティ」。
まるで海と大地の恋のように、魚介の旨味とトマトの酸味が絡み合います。
パスタの一本一本が、物語を紡ぐ糸となり、
口の中で奏でられる美食のメロディーを生み出します。
「サーモンとキノコのオーブン焼き、パイ生地をのせて」は、
まさに秋の森を閉じ込めた一皿。
黄金色に焼き上がったパイ生地を割ると、
中からは香り立つキノコとサーモンの饗宴が顔を覗かせます。
それは、まるで秋の宝箱を開けるような感動を与えてくれるでしょう。
メインディッシュの「牛ロース肉のガーリックステーキ、レモン添え」は、
この食事のクライマックス。
ジューシーな肉汁が口の中で弾け、
ガーリックの香りが鼻孔をくすぐります。
添えられたレモンが、まるで月光のように、この料理に神秘的な輝きを与えます。
そして最後を飾るのは、「ビアンコマンジャーレ」。
この優雅なデザートは、まるで初雪のように純白で、
舌の上でとろけていきます。
それは、この美食の旅の終幕を告げる、
静かで心地よいフィナーレとなるでしょう。
食後のお飲み物と共に、
あなたは10月のCUCINA MATERIALが織りなす味覚の物語を振り返ることでしょう。
それは単なる食事ではなく、舌の上で繰り広げられる壮大な叙事詩。
あなたの記憶に、永遠に刻まれる美食体験となることでしょう。​​​​​​​​​​​​​​​​

空席状況

10月26日(土)ランチタイム
11:00~15:00
(14:00 L.O)
◎残り6席
ディナータイム
17:30~22:00
(21:00 L.O)
×満席
10月27日(日)ランチタイム
11:00~15:00
(14:00 L.O)
×満席
ディナータイム
17:30~22:00
(21:00 L.O)
×満席

CUCINAのお米はいかが?

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レシピの部屋


MATERIALタニマチの小さな食堂CUCINA MATERIALの誕生

Movie’s cafe MATERIAL tanimachiのオーナー長壁吾郎です。
私は元料理人で「SANTA CHIARA」「La chiara」と2店舗をオープンさせ、独自のイタリア料理を提供するオーナーシェフでした。
が、俳優業に専念するため、自身の店舗を閉店し、役者の修行に専念することになりました。
しかし、自身の目の病気(緑内障)が進行し出し、視野に異常が出だしました。
役者の道も中途半端になってしまう・・・、そう考えた私は、脚本の勉強を始め、役者から脚本家へ転向することとなりました。
「創作する」ために常にチャレンジしていくことが生き甲斐に感じていた私は、インディーズ映画に出会うことになる・・・。
「こんなに素晴らしい映画たちなのに観る機会が無さすぎる・・・。だったら・・・」とオープンさせたのが、ここ「Movie’s cafe MATERIAL tanimachi」でした。
お客様は少ないながらもなんとか軌道に乗せるようがむしゃらに上映を頑張り、何かが見えだした頃、コロナが蔓延し、休業に追い込まれました。
もうダメか・・・と思いつつ、なんとか維持してきたMATERIALがようやく再始動できることになりました。
新たな幕開けが始まりました。
コロナ明けで規制もありつつ営業し、常にチャレンジすることを忘れず、営業しました。
上映だけでなく、色んなイベントを手がけました。
その中で生まれたのが「月イチ土日ランチ」です。
月1回の料理を振る舞う日が出来ました。
目が悪くなり、もう料理の道には戻れないと思っていたのですが、周りのサポートもあり、月に一度くらいなら・・・、と、限定コースランチで料理提供の再スタートを切ることが出来ました。
料理を作ることから遠ざかっていたので、なかなか勘が戻りませんでした。
しかし、3〜4回とやっていくうちに、料理の創作の楽しさが蘇ってきました。
仕込みから提供まで大変ですが、お客様に喜んでいただけると本当に嬉しく、創作意欲が湧いてきました。
ある時「ディナーがあったら行けるのに・・・」というお声を聞き、ランチだけではなく、1日料理の日にすればいいのでは? と考え出したのがこの「CUCINA MATERIAL」です。
かなりかいつまんでのお話ですが、2024年6月、こうして「CUCINA MATERIAL」は誕生しました。
これからどういう風にこの「CUCINA MATERIAL」が展開していくか、お楽しみいただければ幸いでございます。

長壁吾郎