小さな小さなマテリアル食堂

コース料理 冷たい前菜

フレッシュトマトのせガーリックトースト

このトマトのせガーリックトースト「ブルスケッタ」は、私が初めて勤務した東京・恵比寿の「トラットリア バール ボーノ」というレストランのメニューの一番上に書いてあったイタリア料理店では定番の前菜料理です。
薄く焼いたバケットに爽やかなフレッシュトマトをのせた一品です。
イタリア料理に関しては何もかも初めてだった私には衝撃の一品でした。オープンサンドの小さいの?みたいなイメージでしたが、食べてビックリって感じでした。これが私とイタリア料理の出会いといっても過言ではありません。
食材をそのまま美味しく食べるのがイタリア料理の基本だと言うことを私はこの料理で学びました。
ブルスケッタは、トマトをいかに美味しく食べられるか?と言う料理です。
ただ、勘違いしてはいけないのが、食材そのものが美味しくなければいけない、と言うことです。
そうでないと、この定義は成立しません。イタリアやフランス、いえ、日本も世界中の料理は、食材そのものが美味しくなければ、最高の料理は作れません。
もちろん、そこそこの食材であればそこそこの味わいには出来ます。料理方法でいくらでも美味しくすることは可能です。
しかし、イタリア料理、和食といった、食材にこだわる料理に関しては食材が命なんです。
そして、その食材をいかにそのまま美味しく食べていただけるかがコックの腕の見せ所なのではないのでしょうか?
なんだか難しく語ってしまいましたが、基本的にシンプルなのがいいわけで・・・。
といっても、基本に忠実に作るなんてことは私には出来ませんね。
いかに美味しく、面白く料理を味わってもらうか。色々自分なりに考えだしたオリジナリティー溢れる創作料理が作れるか、と言うところが面白いんです。基本を忘れることなく常に創作していくのが料理の面白いところです。
CUCINA MATERIALは創作料理でお客様に喜んでいただきたいと常に考えながら料理を提供しております。

材料
バケットスライス
フレッシュトマト
フレッシュバジル
ガーリックオイル
バター
オリーブオイル

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