小さな小さなマテリアル食堂

9月のコースメニュー

マグロとサーモンのエスカベッシュ風
豆腐とささみの辛味トマトソース焼き
与謝野コシヒカリを使ったキノコのリゾット
鮮魚と野菜の紙包み焼き
豚肉と生ハムの重ね焼き、サルティンボッカ風
いちじくとクルミのケーキ
パン コーヒー

税込4400円

9月の料理説明

  1. マグロとサーモンのエスカベッシュ風
    「深海の王者と清流の貴公子が、地中海の香りに身を委ねる。酸と旨みが織りなす、海の宝石箱。」
  2. 豆腐とささみの辛味トマトソース焼き
    「和の静寂と洋の情熱が火花を散らす。しっとりささみと滑らか豆腐が、トマトの深紅に包まれ、舌を戦慄させる。」
  3. 与謝野コシヒカリを使ったキノコのリゾット
    「日本の誇る米の芸術品が、秋の妖精たちと踊る。クリーミーな口溶けに、森の香りが漂う贅沢な一皿。」
  4. 鮮魚と野菜の紙包焼き
    「海と大地の恵みが、和紙の中で密やかな宴を催す。開けば立ち昇る芳香に、五感が目覚める。」
  5. 豚肉と生ハムの重ね焼き、サルティンボッカ風
    「柔と硬、塩と甘み。相反する味わいが重なり合い、イタリアの風が口の中を駆け抜ける。」
  6. いちじくとクルミのケーキ
    「秋の果実が、木の実の優しさに抱かれる。しっとりとした生地が、季節の移ろいを物語る。」
  7. 食後のコーヒー
    「芳醇な香りが、記憶を揺さぶる。苦味と甘みのハーモニーが、美食の余韻を永遠のものに。」

空席状況

9月28日(土)ランチタイム◎残り6席
ディナータイム◎残り6席
9月29日(日)ランチタイム△残り2席
ディナータイム◎残り5席

CUCINAのお米はいかが?

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レシピの部屋


MATERIALタニマチの小さな食堂CUCINA MATERIALの誕生

Movie’s cafe MATERIAL tanimachiのオーナー長壁吾郎です。
私は元料理人で「SANTA CHIARA」「La chiara」と2店舗をオープンさせ、独自のイタリア料理を提供するオーナーシェフでした。
が、俳優業に専念するため、自身の店舗を閉店し、役者の修行に専念することになりました。
しかし、自身の目の病気(緑内障)が進行し出し、視野に異常が出だしました。
役者の道も中途半端になってしまう・・・、そう考えた私は、脚本の勉強を始め、役者から脚本家へ転向することとなりました。
「創作する」ために常にチャレンジしていくことが生き甲斐に感じていた私は、インディーズ映画に出会うことになる・・・。
「こんなに素晴らしい映画たちなのに観る機会が無さすぎる・・・。だったら・・・」とオープンさせたのが、ここ「Movie’s cafe MATERIAL tanimachi」でした。
お客様は少ないながらもなんとか軌道に乗せるようがむしゃらに上映を頑張り、何かが見えだした頃、コロナが蔓延し、休業に追い込まれました。
もうダメか・・・と思いつつ、なんとか維持してきたMATERIALがようやく再始動できることになりました。
新たな幕開けが始まりました。
コロナ明けで規制もありつつ営業し、常にチャレンジすることを忘れず、営業しました。
上映だけでなく、色んなイベントを手がけました。
その中で生まれたのが「月イチ土日ランチ」です。
月1回の料理を振る舞う日が出来ました。
目が悪くなり、もう料理の道には戻れないと思っていたのですが、周りのサポートもあり、月に一度くらいなら・・・、と、限定コースランチで料理提供の再スタートを切ることが出来ました。
料理を作ることから遠ざかっていたので、なかなか勘が戻りませんでした。
しかし、3〜4回とやっていくうちに、料理の創作の楽しさが蘇ってきました。
仕込みから提供まで大変ですが、お客様に喜んでいただけると本当に嬉しく、創作意欲が湧いてきました。
ある時「ディナーがあったら行けるのに・・・」というお声を聞き、ランチだけではなく、1日料理の日にすればいいのでは? と考え出したのがこの「CUCINA MATERIAL」です。
かなりかいつまんでのお話ですが、2024年6月、こうして「CUCINA MATERIAL」は誕生しました。
これからどういう風にこの「CUCINA MATERIAL」が展開していくか、お楽しみいただければ幸いでございます。

長壁吾郎